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【南米ボリビア紀行2010】エル・アルトの滑走路で

「着いちゃった」
ラパス エルアルト国際空港の着陸とともにそんなことを思った。
薄曇りの朝。外は寒そうに見える。

地球の反対側という長い長い距離がそう思わせるのか、
日本の生活とは異なる何かがそこにあるという思い込みなのか、
相当頑張らないと着かない、着く頃に自分は疲労困憊しているだろう、
そう思っていた。

しかし「飛行機に乗れば着く」、ただそれだけのことだった。

南アメリカ大陸のほぼ中央に位置するボリビア。
正式名称、ボリビア多民族国。
その人口の半分以上が原住民族で、その名の通り多数の民族が暮らしている。
公用語もスペイン語の他にケチュア語、アイマラ語、グアラニー語が定められている。

「ここに2、3時間もいれば高山病にでもなるのかなぁ」
とふと思いながら、降りていく乗客たちを眺めていた。
その日は、旅行客らしい欧米人よりも、
現地の家族連れらしい人達が多く目に入った。

離陸時間まであと10分。
これから各座席をセキュリティーチェックをするそうだ。
なんてことはない。
一座席、一座席、乗務員が手で触って不審物がないか確認するのだ。

150席はあるだろう。
ひたすら2名の乗務員が座席の全身をなでるのようにチェックしていく。
もちろん出発予定時刻はとうに過ぎている。

30分以上たってようやくラパスから乗る乗客が搭乗してきた。
アメリカン航空は、マイアミ―ラパス―サンタクルスを周回しており、
ラパスとサンタクルスで人が乗り降りするのだ。
サンタクルス行のチケットを買ってもラパスで一度着陸をする。
(2010年1月現在)

ボリビアの滞在期間はちょうど1ヶ月。
最初の私の目的地はサンタクルスだ。

隣の席に座ったアメリカ人の女性が目を丸くした。
日本からボリビアに着くのに1日かかると言ったからだ。
ボリビアへ何のために来たのかという彼女の質問に私は答えた。
「友達の結婚式とカーニバルのためよ」

それにしても、よくもここまでずうずうしく来たものだ。
そんなことを思っていると、機体はサンタクルスへ向けて宙に浮いた。


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